My Talk  "音楽のおはなし"

Danny Boy - Bill Evans [Empathy]
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思い立ったらその時の思いを記述していますので、読んで下さいね

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■  片桐幸男 UNIT4 NEW ALBUM

私のバンド「片桐幸男 UNIT4」のアルバム「THE BIGINNING」から4年半振りにNEW ALBUM「REMEMBER」完成しました。今度のアルバムは、私が長年ライブ等で演奏してきたナンバーを主に組み立ててみました。エレキギター7曲、アコースティックギター2曲でポップで聴きやすいアルバムと自負しています。今回の録音でもTake One,Take Twoの物が採用と言う事になりました。何度も経験することですが、やはり演奏の鮮度と言う事になるとせいぜい3Take目位までですね。この鮮度と言うのが凄く大事なんですね。自分の場合は、プロデュースも兼ねているので、自分の鮮度を保つと言う事が大変な事でした。メンバー、ゲストもその事にこたえて頂いて最高に楽しいアルバムが出来ました。

■  CD

前回私のバンド「片桐幸男 UNIT4」のアルバム(2014年)からはや4年も経ちました。次のアルバムと考えて早4年です。のんびりしていたら早4年。あれこれ考えていたら早4年。別に流されて生きていた訳ではないのですが時間が過ぎるのは早いね~時間を無駄に使う人が一番愚かかなと思っているんだけど早4年。先日TVで池上彰×久米宏の対談番組が有りましたが、最後に池上彰さんが久米宏さんに若い人に伝えたい事が有りますかという問いにしばらく長考して「若い人に伝えたい事は、意外に時間が経つのは早いよ、人生あっという間だから」と言っていました。まさにそうであります。私は若くありませんが、振り返ってみるとやるべき事、やりたい事、やはり積極的にやらないといけないと言う事痛感しています。頑張って年内にCD作りたいなぁ・・・

 

■  責任

今日は、音楽と関係ありませんが、ここのところの人の上に立つ人のけじめ、包容力の欠如を垣間見るにつけ、”責任”の取り方がどういう事か忘れちゃったのかな!?と凄く危惧しています。人の上に立つ人は私利私欲に立ってはいけないのです。責任とは凄く重い事なので、辞任したから禊(みそぎ)が取れたと思ったら大間違いなのです。それはあくまでも個人的な事なので、立場上人の上に立つ人はその反響、影響力を常に感じてなくてはいけません。そして人間は間違いを起こすし完ぺきな生き物では有りません、それでいつでも自戒していかなければいけない動物なので有ります。最近はずるい人間、下手な権力欲が目に付いてしょうがないなぁ~最近の色々なていたらくでいつもそんな事を感じさせられますねぇ~(ブツブツ)

 

■  豪華さ

歳を取って来ましたのでついついこんな言い方になってしまいますが、どんどん音楽の世界に”豪華さ”が気薄になって行っているように感じます。その原因は何かと自分なりに考える事が有りますが、やはりひとつの事を構築する時に沢山の「人間」が関わらなくなって来ている事が、一番の原因のような気がします。テクノロジーの発達でどんどん「人いらず」になって来ているんですね。フランク・シナトラの昔のアルバムの豪華さ、沢山のストリングス、沢山のミュージシャン、贅沢なアレンジ、羨ましくなるくらいですね。自分のTVショーでカウント・ベイシーと自分のフルオーケストラを配置させるなんて今では考えられないものね。オーティス・レディングの泥臭くても一途な感性。チェット・アトキンスのギターの温かいサウンド。サミー・デイビスJr.のどれをとっても素晴らしいパフォーマンス。デジタルな世界では絶対あり得ない世界です。テクノロジーの発達で疑似的な事は再現できますが、なぜか嘘っぽいんだよね。映像の世界はもっと顕著に表れているかも。昔はテレビのCMでも信じられないくらい優れたCMも有りましたが、今は凄いと思って見たら、なんだコンピュータ・グラフィックかとがっかりです。今は優れたひと握りの人間だけが巨大なテクノロジーの世界を作る事が出来ますが、所詮人間はアナログな動物です。そんな急速な科学的の進歩に追いつけないんですね。コンピュータが出来てそれを操っているように見えますが、一般の人は結局は後追いです。今は「格差」が非常に問題視される時代です。ひとつの事に沢山の人間がたずさわれば、それが利益の分配にも繋がりますし、人と人との豊かな結びつきにも繋がります。昔東京タワーの建築に携わった鳶(とび)職の方と話した時、何十年たっても東京タワーの建築に携わった事を誇りに思っているんですね。精神的に豊かな時代だったんですねきっと。それから「便利な時代」は色々な意味で人間力を退化させます。科学の発達で地球も汚染されてきました。こんなちっちゃな地球に共存共栄しているのですから、戦争なんかやっている場合じゃないんだけど・・・(ブツブツ)支離滅裂な文章ですみません!「豪華さ」とは関係ない話になりましたが、どこか自分の中では繋がっているんですね。今は「寂しい時代」ですから。

■  やっぱり好きな音楽は・・・

この歳になるとやっぱり無条件に好きな音楽は、十代、二十代にしびれた音楽に戻りますね。それがやはり自分の音楽の真実の声として奏でられるんですね。今の若いプレーヤーも今の時代の音楽に育って同じことだと思います。世代が違うと言う事は親しんだ音楽が違うので、音楽の感じ方、やり方が違うと言う事なんですね。僕の場合はやはり50th、60th、70thの音楽と言う事ですね。80th以降の音楽にはいまいち魅力を感じないんですね。シンセサイザーの誕生、デスクトップミュージックの誕生と言う事で生身の人間が作る音楽を感じれなくなっているんですね。プロですから自分なりに適応したいと思いますが、きっと自分が古いアナログ人間だからだと思います。

■  評価

こう言う稼業をやっていると、ついつい色々なプレーヤーの評価を何気なく普通にします。評価する側の角度は千差万別です。まあ評価を受けてなんぼの分野なので致し方有りませんし、良い評価を受けるに越した事は有りませんが、良きにしろ悪しきにしろ影響されるものです。音楽に基準が有りませんし評価する側の、好き嫌いの生理的な感情も入りますしね。私から見ても凄いプレーヤーが評価されていなかったり、またその逆だったりと言う事を垣間見たりすると、人を正当に評価すると言う事は本当は難しいことなんですね。自分なりにきちんと人を評価できる”耳”をちゃんと養いたいと思います。

 

■  音楽の話ではないのですが、結局音楽の話し

​今の時代、荒っぽい時代、人の事を考えない時代、権力主義の時代、差別の時代、ストレスの時代、こう言う過激な時代に「心ない人たち」が政権、権力を握るとこう言う嫌な時代が来てしまいますね。この地球上の生物で人間が一番小利口なのかもしれませんが、人間が一番傲慢な生物なので有ります。愚かなな生物なので有ります。それぞれの国のトップが外交とか言って姑息に立ち振舞って駆け引きをしているのを見ると茶番で有ります。アメリカ大統領が「アメリカン・ファースト」とか言っていますが、そもそも人間は、地球上で人間そのものが「人間ファースト」と思っている愚かなな生き物なのです。「ファースト」とは利己主義です。そこから変えて行かないと、或いはそこの傲慢さを戒められる人がトップに居ないと穏やかな時代は来ないように見えます。人間はもっと謙虚にならなくては行けないのです。そしてそう言う安らぎの時代が来る為に音楽は貢献したいね。いつでも感情豊かに、穏やかに、そして笑顔でいられる様に・・・

 

■  私が昔聴いたレコード

私のホームページのコラム「昔聴いたレコード」(すみませんパソコンのみの閲覧になります)を編集してて思ったんですが、こうしてみるとボクは若い頃、殆ど黒人系のミュージシャンばかり聴いていたんだなぁ~って改めて思いました。60年代中頃から70代の中頃までが僕にとって、凄く刺激的な時代でした、それ以降は、もちろん素晴らしい物も沢山有りますが、僕が多感な時期であったせいか、この時期の音楽シーンは、今でも大好きです。当時のアメリカの時代背景も有って、ブラック・ミュージックが凄くパワーフルに刺激的に聴こえましたね。公民権運動真っ盛りですからね、ボクもTV中継を見ていたのですが、メキシコ五輪(68年)の陸上男子200mの表彰台でアメリカの金、銀の米国黒人選手が黒皮の手袋をして突き上げたシーンは、特にブラック・パワーのひとつの象徴で、そういったエネルギーが音楽にも反映されていた様に思います、今のブラック・ミュージックとは全然違いますね・・・どんどんアップロードしますので見て下さいね、よろしくお願い致します。

■  私が中学・高校生の時に繰り返し聴いたレコード

当時は勿論お金も有りませんし、洋楽の情報が入って来るのはラジオ、音楽雑誌のみと言う状況でした。レコードも高かった時代ですので、買う時には吟味に吟味を重ねて買うと言う感じでした。やっとの思いで買ったのに聴いて納得行かないレコードを購入した時の悔しさたるや半端では有りません。それから友達がレコード店をやっていましたので友達のよしみで友達のお母さんに気になるレコードなどを学校帰りに店頭でかけて貰ったりするのですが最初は「イイよ」なんて気軽にかけてくれるのですが、度重なり行きづらくなったのを思い出しました。(そりゃそうですよね売り物なんだもの、失礼しました)それくらい洋楽に飢えていましたね~・・・そんな感じでまず当時繰り返し聴いたレコードです。「Ray Charles Golden Album」「John Mayall & The Bluesbreakers with Eric Clapton」「B.B.King - Live & Well」「Miles Davis - Kind Of Blue」「Cream - Disraeli Gears / Wheels Of Fire」「Wes Montgomery - Road Song / Smokin' At The Half Note」「Quincy Jones - Walking Space」「Larry Colyell - Spaces」「Harbie Mann - Memphis Underground」「Otis Redding - All About Otis Redding」「Jimi Hendlix - Smash Hits」「Aretha Franklin - Live in Paris / SOUL'69」「Wilson Pickett - I'm In Love」「All About The Animals」「 Vanila Fudge  -  Vanila Fudge 」「Rolling Stones - Best Album」「Oscar Peterson - Best」「Jose Feliciano -  Feliciano ! 後はシングル盤で当時のモータウンだったりアトランティック系のソウルだったりビートルズ、ビーチボーイズ、一連のベンチャーズ等のエレキサウンドだったりかな。レコードは貴重な物でした。今なんかより大事に深く音楽を聴いていた様な気がしますね。当時良く聴いたレコードの詳細は、パソコンの方のホームページで詳しく記載してあります。興味ある方は是非ご覧なって下さい。http://www.guillyonguitar.com/#!about-2/clii

■  癒し

何だか世の中、殺伐とした感じを覚えるのは僕だけじゃないよねぇ~世界の危険な不穏な空気、大きな災害、訳のわからない事件、家族の絆の乏しさ、格差社会、景気の低迷、政治家の無責任・無能さ。何だかテレビを見ていると悲しくなったり寂しくなるような事柄ばかりで滅入っちゃいますねぇ~こんな御時世ですので、音楽を聴いてそしてご覧になって、心の平静とゆとりを持って貰いたいね。物質が豊かになっても結局”幸せ感”が無いって言う事が解ったんだから・・・何だかせっかちでそんな時間もゆとりも持てないんだろうなぁ~僕等はプロでやっている身ながら何度も”音楽”に救われて来ましたので、是非皆さんも音楽に親しんで何かを感じ取って貰えればと摂に思いますね。そして我々はその為に切磋琢磨している訳ですから。よろしくお願い致します。

■  私にとっての音楽

自分がこの道を志したのは中学2年生の時なんですね。まだギターを弾いて2~3年の頃です。今考えると何も弾けていないのですが、何をトチ狂ったか将来はこれだ!って思ったんですね。あとは好きこそ何とやらって感じ明けても暮れてもです。好きな事を職業に持てた事、凄く有りがたい事です。中学生の時の”夢”が実現して、大したキャリアの無い私ですが、この歳までやって来れた訳ですから、有り難い事です。格好良く行きたいとも思いましたが、無様な時も有りました。僕が煮詰まった時はいつでも中学、高校時代に戻ってリセットする事が出来ます。ギターを弾く事がたまらなく好きだった時代にです。そしてまたやり直しです。大好きな事をやっている訳ですので、死ぬまで精進して頑張りぬきたいと思います。そして自分のやっている事で少しでも人の足しになれればと思います。私にとって音楽は、”生活”であり、”言葉”であり、”自分の気持ちの発露”であり、”サービス精神”であり、そして”飯の種”であります。ようするに”人生”その物なんですね。出来るだけ品よく行きたいた思いますが、なにせ育ちが育ちですので、何ともですが、なるべく自分を律して品よく行きたいと思います。

■  アドリブ

ライブを見に来るお客様は、ミュージシャンがアドリブをしている時の苦しそうな顔、中には楽しそうに見えるミュージシャンもいるかと思いますが、アドリブをしている時はいったい頭の中はどうなっているか興味が有る所だと思います。僕等にとってアドリブのフレーズは言語と同じなので上手に言葉をつなげて今感じている事を吐露出来ればと思いながらアドリブをします。それにはフレーズと言う言語のボキャブラリーの豊富さを問われるので、その多彩さが物を言う時も有りますし、言葉少なに物静かに訴える事も有りますし、その時々に応じて感情の高ぶりも違いますので様々です。なるだけその曲に同化して、自分の思いの丈を盛り込めたらなぁ~って思いますね。何もアイディアが浮かばなくて頭の回転もサクサク行かない時は、チューブから絞り出す様なきつい時も有りますし、めったに有りませんが滑らかに気持ち良くフレーズが回る時も有ります。そんな時は気持ちが良くて音楽をやっていて良かったなぁ~って思う瞬間です。年に何回あるだろう!?ライブの時のアドリブをしている時の感情は「天の川」みたいなものですね。良くも悪くもただ一瞬で消える物、でも記憶に残るものです。良い演奏だったかなと思って後で録音した物を聴いてがっかりする事も有りますが、瞬間瞬間のひらめき、スリル、感情の高ぶりを楽しむんですね。アドリブとはそういうものです。

■  ミュージシャンの相性

レコードを聴いても感じる事でも有りますし、私などが仕事をしていても感じる事ですが、プレイヤーはそれぞれ表現したい世界がまちまちですので、当然スタイルの違う人たちが演奏すると何かぎくしゃく、ぎこちなさも感じる事が有ります。素晴らしい技術達者なミュージシャンが集まれば凄い演奏が出来るとは限りませんね。端的に表れるのが曲の感じ方、そしてグルーブ感、コミュニケーションです。互いに愛情を持って音楽をしないとサウンドしませんね。自分に合わない人とは一緒にプレイしていてもやはりきついです。自分に合った音楽家を探すと言うのも良い音楽をする上で一番大事な要素かもしれませんね。何十年やっていてもつくづく感じる所で有ります。つきなみですが、グループとはひとつの事をみんなが愛情を持ってアイディアを出し合って築き上げる集合体と言う事でしょうか。

■  音楽の味わい

最近はなるべく腹八分目の演奏を心掛けているんだ。ついついトゥーマッチになってなかなか難しい事なのですが、自分でも安らぎたいんですね。そしてなるだけテクニック、感情移入過多になり過ぎず、ごくごく「普通の言葉」で自分を表現出来ないものかと思っています。もし仮に自分にもそれなりの個性が有るとしたら、わざわざ背伸びして自分を飾らなくても自然に表現出来るのではないかと思っています。自然体の「自分の音」を聴いて貰いたいと思います。私の好きなミュージシャンを見聞きして凄く感じる所で有ります。

■  初リーダーアルバム

2014年10月に私のアルバム「THE BEGINNING」をリリースしました。この歳になって恥ずかしながらと言いますか、遅ればせながらと言いますか、そんな感じの照れくささが有りますが、もうこの道、何十年もやって来ましたので、これで終わりと言う訳では有りませんが、何か形にして置きたかったんですね。このアルバムは、私の郷里佐渡への郷愁と昔からの音楽に対する想いが詰まっています。勿論サイドメンの素晴らしい協力なくしては出来なかった事ですし凄く感謝している次第です。全曲大体みなさん1~2テイク目までの仕上がりでした。音楽は生き物なので、何度もテイクを重ねて卒の無いアルバムにしたくなかったんですね。恥ずかしながら僕の声もマイクに乗りっぱなしでしたし、荒い所も有りますが、それが僕の音楽なんですね。気持ちを伝えると言う面では良かったかなと思っている次第です。このアルバムの評価はどうぞ聴き手の自由ですので、自由に評価して頂ければと思います。感想等が有りましたら私のホームページの「My CD」のメールボックスより連絡下さいね、よろしくお願い致します。

■  テレビの事

とにかく日本は音楽番組が少ないなぁ・・・有っても魅力的な番組が有りませんねぇ~。子供向けのJ-Popだけでなくて、日本のジャズ、ソウル、ロック、カントリー、ハワイアン、フージョン、ボサノバ、ポップス、ラテン、フラメンコ、その他円熟した「芸」をそれぞれにスポット当てたものを見たいんだけどなぁ~、またそう思っている人、かなり多いんじゃないでしょうか。スポットを浴びせると言う事は、刺激にも成りますし活性化の基になりますし、脚光を浴びなくてもこよなく音楽に真摯に取り組んでいる音楽家も知っていますし、頑張っている方も沢山居ます。あの「なでしこジャパン」ですら脚光を浴びる前までは一般の人は知らない人が殆どだったのですから・・・予算が無いとか言って、低予算で適当なお笑いを見せられてもねぇ~(お笑いの仕事は大変ですし、理解しているつもりですが、低予算だからと言って、そればかりになるのはどうかなと思いますが・・・) 民法のBSチャンネルに至っては通販か、韓ドラ、日本の昔の番組の再放送ばかりだもんね。電力の無駄使いですよね~音楽番組だって低予算で作れるはずですし、実力が有っても埋もれている人沢山居ますし、音楽界の活性化、底上げにも繋がりますのでドンドンそういう番組を見たい気がします。いつまでたっても「AKB48」、「ジャニーズ事務所」じゃりんこの歌ではねぇ~・・・日本の音楽業界もたかが知れていますよね(嘆)。テレビの影響力と言うのは大で有りますので、そんな事を思ってくれる、スポンサー、プロデューサー居ませんかねぇ・・・・音楽はもっとも手軽に人の心を揺さぶる事出来ますので、「素晴らしい音楽」沢山見聞きしたいのですが(ブツブツ・・・)余談ですが、あるテレビ局の制作会社からいきなり私の所にメールが来まして、テレビの出演依頼だったんですね。私のホームページを見たらしく、それで色々私の事リサーチ済みで連絡来たんだろうって思って、なんで私みたいな無名のギタリストにと思いながら恐る恐る会社の方に連絡してみました。やはり出演依頼だったのですが、何せ突然でしたので、どんな感じなのですか?って尋ねた所、おたくはどんな事するバンドなのって逆に聞き返されました。はぁ!?ってな感じでした。その高圧的な態度とリサーチもしてなくてテレビに出してやってもいいよって言う態度、最悪でした。おばさんでしたが、ミュージシャンに対して軽ーく見る態度、権力をかざした態度、最低でした、そんな人が作る音楽番組なんてたかが知れていますよね~何だか胸糞が走る電話でしたね。権力を握った人のモラルが今問われている時代ですよ~って教えたくなるような、気分でしたね。結局幼稚なんですね。

■  リペアー

この職業をやっていまして、プレイの内容もさることながら、大事なのは楽器のメンテナンスです。特に楽器は日々酷使していますので、私の「連れ合い」あるいは「刀」みたいな所も有るので大事にしてあげなくてはなりません。私も歳をとって来ましたので、昔ほど神経質にはならなくなりましたが、それでもやはり大事な「相棒」です。特にギタリストは”楽器にこだわる”と言う事からするとバイオリンを除いて他の楽器よりは有りそうですね。それぞれのプレーヤーはプロ/アマを問わず自分の感覚、意見を持っていますね。そこで大事なのがやはり酷使している楽器のメンテナンスしてくれるリペアーなのですが、なかなか自分の意見が伝わらなかったり、そのリペアーさんに預けて失敗したりと、あまりいい経験が有りません、他のギタリストからもそう言う話を耳にする事が有りますが、私が信頼しているリペアーは小田急線東林間に有る「Regal Place」(営業時間22時~26時)と言うギター工房、ギター修理のお店を構えている野口幸三さんです。大体リペアーさんは自分の意見を通してきたり、自分の経験が無い事は言葉でごまかされたりするのですが、この方は弾き手の意見を100%叶えようとします。信頼関係を築けるんですね。仕事に対して、ギタリストに対しても真摯に対応してくれます。彼の所に行くといつも気分良く楽器を持ち帰る事が出来ますねぇ~・・・

■  レコーディング

録音する事、これは楽しい作業であり、何かを構築すると言う面白い作業であります。その為にまた凄くエネルギーを使う作業で有ります。録音していつも思い知らされるのですが、昔のジャズプレーヤーのクォリティーの高さに感服する事しきりで有ります。今みたいにマルチ録音では有りませんし、メンバー全員が納得行くプレーとは限らないのですが、それでも凄いなぁ~・・・緊張感、気迫、曲に対しての情緒感。バッチリ伝わって来ます。僕も録音する時はいつもそう言う気持ちを盛り込めたらと気合を入れて望むので有りますが、いつも撃沈で有ります。録音する時に精神的にも、技術的にもベストと言う事が凄く難しいので、自分をコントロールするのが難しいです。録音した後、自分の良い所駄目な所の再発見だらけです。どちらかと言うと駄目な所かな!?自分の顔を鏡で見る事にも似ています。聴きたくない所が自分の中でやたらに大写しされたり、納得がいく事が少ないなぁ~・・・話しの例えが少々違うかもしれませんが、この間冬季五輪でフィギアスケートの浅田選手を見ていてその事をつくずく考えました。何年も掛けて練習しても「その日」がメンタル的にも、身体的にも、技術的にも芳しく無かったらそれまで何だもんね~シビアだね。だから練習して乗り越えようとするんだけど、それでもだよね・・・精神的に強く有りたいと思いますが、思えば思うほどに空回りしたりで難儀です。いつも自分なりの最高のプレーをしたいと思っていますが、ライブでもそうですが、特に録音する時は普段着ではなく、もっと凄い自分が居るんじゃないかと勘違いして、ついついちからが入っちゃってクタクタになって撃沈で有ります。終わりの無い世界ですので、またまた精進と言う事でしょうか。

■  コピー

私がプレイしている中身、内容は自分で作った物がひとつも有りません。先人達が作った、格好良いプレイに憧れて一歩でも近づきたいと思ってコピー、或いは雰囲気を真似するんですね。大概のミュージシャンもそうだろうと思いますし、もしかすると私が憧れたその先人達もそうだったのかもしれませんが・・・プロの音楽家はよりクォリティーの高いプレイを求められると思いますし、より個性を求められますので、そこでより自分を主張できる手段は何かと言えば、自分なりの”タッチ(ピッキング)とニュアンス(リズムの乗り方)と音色”です。上手ければいいと言うだけでは素晴らしいミュージシャンとは必ずしも言えないので有ります。それからコピーもより個性的なミュージシャンのプレイのコピーは、タッチ、ニュアンス、音色まで頂く事になりますので、それはどうかと思います。上手に演奏しても物真似っぽく聴こえてしまうからです。自分を主張すると言う事からすると今度はそれが邪魔になるからです。我々の世界で”へたうま”と言う言葉が有ります。必ずしも高いクオリティーを持ち得なくても、自分の世界をきっちり歌い上げて迫って来る人が居ます。自分の言葉で歌い上げる、やはりこれを出来る人が一番凄い音楽家と言う事じゃないかと僕は思っています。難しい事ですが、それがやはり人の心を揺さぶるんだと思っていつも戒めています。でもついつい憧れるプレイヤーの様に弾きたいと思うのも解りますし、難しい所ですね~・・・

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僕が大好きなプレーヤーでも、この人が好きなんだなぁ~、あの人の影響が沢山見られるなぁ~って言う人が居ます。それはそれで凄く愛おしく見れる事、多々有ります。好きなプレーヤーに似ると言う事は、それは仕方無い事ですよね・・・なるだけ個性的で有りたいと思いますし、ワン・アンド・オンリーで有りたいと思いますが、影響を受けると言う事はそう言う事ですよね。なるだけ色々んな事を消化して自分の言葉でほとばしる様に演奏出来ればと思います。

■  尾崎紀世彦  1943年1月1日~2012年5月30日(満69歳没)

最近(2013年)、投稿Youtubeで尾崎紀世彦さんの私が一緒の頃の画像(1995年渋谷公会堂のコンサート)を否応なしに見る機会も有るのですが、ホント懐かしいなぁ~って思います。僕が一番長く御一緒した歌手でしたので、勿論色々な事、沢山の逸話有りますが、今となってはどれも楽しい思い出で一杯です。そしてやはり素晴らしい”シンガー”だったんだなと改めて思います。生前最後に会う度に言っていた事なのですが、「もっともっと音楽したいね、もっと歌いたいね、俺から歌を取ったら何も残らないから」って言っていました。あまり仕事をしたがらない人でしたので、その言葉は、意外だなぁ~って思いました。それとも「仕事」と「音楽」を分けて考えていたのかなぁ~・・・亡くなる二ヶ月前に僕のライブにお願いした訳ではないのですが、具合が悪い中わざわざ私のライブに歌いに来てくれました、楽しかったなぁ~。声は全盛期の三分の一位のものでしたが、素晴らしい歌声でした。会場に来ている人も涙涙でした。亡くなる半年前、尾崎さんが1月1日生まれなので、お正月とバースデーを兼ねて知人のお宅で私の家族と鍋パーティーを開いた時の事、やっぱりミュージシャンなんだなぁ~って思いましたね。何曲歌ったろう!?ずーっと歌ってました。楽しかったんだね。亡くなってから余計に思う事なのですが、もっともっと一緒に楽しみたかったなぁ~って思います。互いに老いても楽しみたかったね・・・それも叶わぬ夢で有ります。(合掌)

■  音楽感

最近よ~く考える音楽感なのですが、私も経験を重ねる立場の人間になってまいりましたので、色々音楽の聴き方も変わってまいりました。仕事柄、若い頃は色々なテクニックを身につけたいと思っていましたし、かっこいいプレイをしたいとか思っていましたので、そういう観点からレコードも聴いていた様に思いますが、最近はやれ超絶テクニックとか、難解なプレイとか全然興味が有りません(年取ったせいかなぁ~まぁー僕には無縁の世界でしたが)、音楽にとって人それぞれの考え、興味が有りますが、僕にとって凄いテクニックとかそう言う種類の音楽は1曲は聴けても長くは聴けません。技術だけにフォーカスされた音楽は、かえって疲れちゃいます。心地よいサウンド、ほどほどのプレイの方が心地が良いんですね。そう思ってから昔何気なく聴いていた物足りない音楽が、スーッと耳に入って来るんですね。音楽に対する気分、趣味は段々様変わりして行くんですね。「音」を聴いて安心したいんですね~やはり歳取ったのかな・・・

■  伝承

音楽の世界に足を踏み入れて早!?年になりますが、いつも未知の世界に突入している様な気分でやってまいりました。そしてやればやるほどに新しい体験、発見なので有ります。その都度に思う事で有りますが、私には師匠も居なければ、丁寧に人から教わった経験が有りません。人のやっている事、人の音楽に対する気持ち、考え方を見て聞いて色々学ぶ事ばかりです。若い頃は今みたいに便利な時代に音楽を学んだ訳では有りませんでしたし、レコードは貴重な情報源で有りました。自分が考え付くアイディアなんて微々たるものです。知らぬ間に色々な人からのちょっとしたアドバイス、素晴らしいテクニックが肥やしになっていたんですね。そこから得た事は計り知れなく自分の音楽に還元されて行きました。努力する事が当たり前の世界ですが、この事が”伝承”と言う事なんですね。僕にも慕ってくれる後輩が居ますので、色々な自分が経験してきた事、失敗した事、感じた事を”伝承”したいと思います。

■  追悼ライブ

2013.09.23に吉祥寺・サムタイムと言うライブハウスで田附透(享年61歳)・田附靖(享年58歳)両名の合同追悼ライブが有りました。だんだんこう言う機会が多くなるのは淋しいですね。特にこの兄弟ギタリストは年代も同じに共有した仲でしたので、私も思い出、思い入れたっぷり有ります。素晴らしいギタリストでした。身近で私が色々影響を受けた数少ないギタリストでした。お互いに若い頃、あ~でもない、こ~でもないと切磋琢磨した仲でも有りました。音楽家は自分の努力、アイディアもさることながら、こう言う切磋琢磨出来る「友」を持てると言う事も凄く大事な事なんですね。自分の事解っている様で、以外と解っていなかったりしますので、端的に指摘されたり、チョットしたアイディア、アドバイスで道が開ける事も有りますし、情報交換、音楽の事を語り合うと言う事は、音楽をやって行く上でこの上ない広がりを持たせてくれます。田附兄弟が僕の場合そういう存在だったように思います。時間を忘れて色々音楽の事、ギターの事語り合った事、素晴らしい財産でありました。もうそう言う機会がもう無いと思うと、ただただ淋しい限りです。(合掌)

■  基(もと)

音楽の世界は現在色々技術達者な人、個性的な人,、沢山居ますが、この世界も伝承芸能でございます。必ずと言っていいくらい「基(もと)」が有ります。その基を発展させて、一目瞭然自分のカラーにして行く事が出来る人が素晴らしい音楽家と言えるのではないかと思います。その都度その都度に、多大なる影響力をまき散らすと言う事は凄い事ですね。そこで私が考える超個性的な影響力が大で継承力の有る偉大なプレーヤー(コンポーザーを除く)「基(もと)」を羅列しますね。まずは思いつく所から、

 

■チャーリー・パーカー(何と言ってもモダンジャズのルーツ、ジャズを学ぶ時に必ずと言っていいほどにパーカーのやり方を勉強します。でもこの人もジョニー・ホッジスと言うアイドルが居たんですよね~・・・)■ジョン・コルトレーン(ジャズの理論マニア、この人の音楽理論の影響で現代のジャズが成り立っていると言っても過言では有りません)■アート・テイタム(ピアノの達人、あのオスカー・ピーターソンの基です。凄いジャズ・ピアニスト何だけれど、でもこの人にも「基」が有るんだよねぇ~きっと・・・)■ウェス・モンゴメリー(チャーリー・クリスチャンの伝承者、何と言ってもジャズ・ギターの基、オクターブ奏法の具現化、現代のスムース・ジャズの基)■T-ボーン・ウォーカー(モダンブルースの父、B.B.King,僕の大好きなJohnny Guitar Watson、その他のブルース・ギタリストに影響)■デビット・T・ウォーカー(ソウルギター数多く居ますがその中でも最も新たな分野を開拓。彼のチョーキングは人間が歌っている様な響きを持たせます)■フランク・シナトラ(本当のワン・アンド・オンリー、愁いの有る歌、ステージングの格好良さ、もうこんな人はもう出てこない)■サム・クック(マービンゲイ、オーテス・レディング、ボビーウーマック、ロッド・ステュワート、アル・グリーン、ロン・アイズレー、1960年代に有名になった男性R&Bシンガーは殆どと言って良い位に影響受けたのではないでしょうか、当時のソウル・ミュージックの絶大なるアイドル)■グローバー・ワシントンJr(現代のスムース・ジャズの創始者と言ってもいいでしょう、影響力大、そのサックスは甘く切ない、特にソプラノサックスは極上品です)■ビートルズ(曲作り、サウンド作り、あらゆる意味で現代のロックの基)■エルビス・プレスリー(ロックンロールを世界に認知させた格好いい人)■ダニー・ハザウェイ(マービン・ゲイ、ステービー・ワンダーと共に現代のニューソウルの基)■デビット・サンボーン(何と言ってもアルトサックスの音色、フレーズを変えた人。今はやたらサンボーンみたいなサックスが多い)■ザ・ベンチャーズ(1960年代のエレキブームの源です、今60歳前後の方で少なからずも「この道」を通らなかった人、ギタリストはいなかったのではないでしょうか、未だにこのスタイルは不変的です、エレキギターの演奏バンドとしてはキャッチーで当時画期的でした。この時代に一番エレキギターが売れたそうです。リード・ギターのノーキー・エドワードはカントリー畑の人です、この人の基は誰だったんでしょう)■エバリー・ブラザース(ツインコーラスの基、サイモン&ガンファークル、ビートルズetcに多大なる影響)■ジャコ・パストリアス(フレットレス・エレキベースで一時代を築くジャコ・パストリアスそのものがレッテル、本当のワン・アンド・オンリー。ジャコにもジェリー・ジェモットと言うアイドルが居ましてソウルベーシストが好きだったんですね)■トゥーツ・シールマン(この人みたいにクロマチック・ハーモニカを吹ける人いない、あらゆるジャンルに出没して来ますね)■ジミー・スミス(ジャズ・オルガンと言えばこの人)■ビリー・ホリデイ(ほんとワン・アンド・オンリーなジャズ歌手。波乱万丈の人生でしたがあの明るい歌、たまらなく響きます)■ジミ・ヘンドリックス(未だに影響力大なロック・ギターヒーロー、ロックのギタートリオ、ロックにアドリブの世界を開く。彼のプレイ、パフォーマンスを見ていると、クラプトンが俺とジェフ・ベックが束になっても敵わないと言った事が解る気がします)■ラリー・グラハム(基はロックン・ロールのウッドベースでのスラップ・ベースだと思いますが、後にこの人のファンク・スラップ・ベースでベースの役割を変革、最高に格好いい!)■アントニオ・カルロス・ジョビン(何と言ってもジョアン・ジルベルトと一緒にボサノバを作った人。素晴らしい作曲家。名曲多数)■ビル・エバンス(リリカルなジャズ・ピアニストに多大な影響を与える。この人のスタイルのピアニスト多数です)■サラ・ボーン(ジャズボーカリストがこぞって真似するボーカリスト)■マイルス・デイビス(トランペットもそうですが、ジャズのやり方に多大な影響を与える)■ジェームス・ブラウン(ファンク、ラップ、ダンスミュージックに多大な功績。超エネルギッシュ、ソウルダンス超格好いい!)■ジム・ホール(現代のジャズ・ギターのスタイルに多大な影響。)■ルイ・アームストロング(ジャズの創生期に多大な功績、ジャズの基、トランペット、ボーカル最高!)■アレサ・フランクリン(男女問わずゴスペル、ジャズで培ったボーカル・テクニックで多大な影響力を及ぼす)■チェット・アトキンス(マール・トラビスと言う人もいますが、この人のギターはカントリー界にに留まらずあらゆるギタリストに影響を与える、やさしく、温かくこの人みたいにギターを楽しめたらなぁ~と思わしめるギタリスト)■カウント・ベイシー(フルバンドを奏でる上にこのスウィンギーなアンサンブルは経典物です)■ライトニン・ホプキンス(カントリー・ブルースの永遠の父)■ジョージ・ベンソン(本当は素晴らしいジャズ・ギタリストなのですが、スムースジャズに多大な影響、超絶テク)■ジョー・パス(ソロギター、ボーカルとのデュオ等、後のフィンガーピッカーに多大な影響、ジャズ・ギターの教科書の様なプレーヤー)■ジェームス・ジェマーソン(「基」はジャズなのですが、ソウルエレキベースプレーヤーのパイオニア、マービン・ゲイの「What's Going On」のベースは経典物です)■デューク・エリントン(フルバンドのアンサンブルもしかりですが、何と言ってもジャズをモダンに広げる開拓者、作曲者)■レイ・チャールズ(基は、チャールズ・ブラウン、ナット・キング・コール辺りなのですが、後に完璧にワン・アンド・オンリーになりました、ピアノも個性的なんだよね)■スティーブ・ガッド(ドラムの役割の幅を広げる凄いプレーヤー、あらゆるジャンルに出没してサウンドに影響を及ぼす。そのスティーブ・ガッドもバディー・リッチ、ルイ・ベルソン、アンソニー・ウイリアムス等のアイドルが居た訳ですが、彼のドラムは聴けばすぐに解るほど個性的で有ります。)■エリック・クラプトン(今はボーカリストしての方が重きが有るようですが、この人がブルースマンとして世に出てきた頃は、みんなびっくりする位のブルース・ギターだと思いましたねぇ~、クラプトンが二十歳前後の頃の事です。勿論この人もB.B.King、Albert King、Freddie King等のギタリストに影響を受けたのは後で知った事ですが、世代を超えてファンが沢山居ます)

今はそれぞれの分野にはもっと沢山居ますし、「基」の人を更に進化させた人もいますので、また思いたったら私の狭い見聞からでも書き足しますね。どの人にも言えますが発想の豊かさ、そして努力、凄いですねぇ~。

■  2012年 ”総括”
今年は、アコースティックバンド「UNIT4」を立ち上げて、4回ほどライブをしました。以外に面白かったですね。アコーステックの色々な可能性を見いだせた年で有りました。ピアノの居ないサウンド良かったですね。自由度が広がりました。何とかギターだけのサウンドを展開出来ないかなぁ~とここ数年思っていましたので、良かったです。来年はこの「UNIT4」でもっとハプニングに富んだ事をしたいと思います。よろしくお願い致します

 

■  「UNIT 4」 3度目ののライブ

2012.7.28(土曜日)、ロンドン五輪の初日、猛暑にもかかわらず、大勢の方に来て頂き、満席。有り難かったです。今回は、ホントにぶっつけ本番色々な曲をやりました。皆さんに楽しんで頂き本当にうれしく思いました。皆さんに喜んで貰えるという事は、最高のモチベーションになります。また頑張ろうかなと思えます。お客様に音楽を高めて行く意識を育てて貰っているみたいです、感謝です。もっともっと気持ちのこもった音楽がしたいです。今後ともよろしくお願い致します

 

■  「UNIT 4」 2度目ののライブ

2012年4月1日(日)に荻窪ルースター今年2度目のライブ。満員御礼、大盛り上がりで終了しました。おいで頂いた方、本当に有難うございました。サプライズも有りましたし、やっている我々もなかなか楽しいライブでした。音楽が持つ「ちから」を改めて知る機会にもなりましたし、なにより皆さんに楽しんで頂いて、盛り上げて頂いて本当に有り難がったです。そして今回、ステージで初披露するオリジナルが「Spring~花見~」、「波の花」、「TOKI」3曲と2度目の「AKIZUKI」とで4曲やりました、聴いてくれた方楽しんでくれたかなぁ~・・・特に、「TOKI」はお客様にも大合唱で参加して頂き有難うございました。僕はいつでもステージと客席の隔たりが無い一体感が有るライブを目指していますので、僕的には気持ち良かったです。スタンダード、人が作った曲を自分たちなりに演奏する事は大好きですし楽しみでもありますが、自分が作った曲というのはやはり思い入れが深く有りますので、特別です。これからも頑張って増やしていきたいと思います。それからこの日病床の尾崎紀世彦さんも4曲ほどライブに参加してくれたのは最高でした。あまり状態が良く無かったのでお断りしたのですが、余程歌いたかったんだろうなぁ~・・・最高でした。尾崎さんももっと歌いたがっていましたし、いっそうの事「OZAKI LIVE」にすれば良かったと後悔するほどでした。でもまたこう言う機会が持てるんじゃないかと思ったのが間違いでした。この二ヶ月後に他界されました。残念でした・・・一生の思い出になりましたね。(合掌)

 

■  2年振りのライブ

2012年1月17日(火)に荻窪ルースターで2年振りに以前とは違ってアコースティックな形でライブをしました。「UNIT 4」の初ライブですが満員御礼、大盛り上がりで終了しました。寒い中おいで頂いた方、本当に有難うございました。満員で入れなかった方、この次またよろしくお願い致します。やっている我々もなかなか楽しいライブでした。そして今回から余り曲を煮詰めないでやろうと思っていました。そうしないと本番までに飽きている自分が居るんだよね。、スリル、チョットした変化、ハプニングを求める僕としては久しぶりに非常に楽しいライブでした。勿論大してリハーサルしなくても対応出来る素晴らしいミュージシャンがいるから出来る事なんだけど(感謝) やる事が解っていれば余裕も有るのですが、その反面消化するみたいな、間違わないようにやろうとか、受身っぽくなってマンネリになってしまうんだよね。間違っても全然OKなんだけれど・・・ちゃんとやろうと思って、リハーサルにリハーサルを重ねると、結局「曲」が成熟する前に飽きちゃうんだよね。自分でもどうなっちゃうんだろう?って思う位が面白いね。その為に我々ミュージシャンは日々色々な音楽を聴いたり、感覚を養っているのですから・・・音楽はヒラメキ、創造力大事ですし、アドリブを楽しみたいので、出たとこ勝負!一発勝負!マンネリを防ぐ為にこれがいいね!!久しぶりに楽しいライブでした。

■  信念

最近本読みまして、その中にジャズ・ギタリストのジョン・マクラグリンの掲載記事が有りました。非常に興味深くて、いい事書いて有ったので掲載して置きます。「”自分の音”を持っているミュージシャンと共演する場合は、こちらも自分のやりたいことをやればいい、相手に合わせる必要は無い。互いのものをぶつける事で、何かがハプニングする。それが音楽の面白さのひとつだけれど、自分の演奏やスタイルに自信がない人はどうしても相手に合わせてしまう。そうなるとこちらも非常にやりづらい」という記述が有りました。信念と自信に満ち溢れている言葉だと思いましたね。人間と言う物はとかく周りの事を気にしたり、好かれようと思って迎合する所も有りますが、その中からは創造的な物が生まれてきませんね。人に合わせる事は、ストレスも溜まりますが、楽なことでも有ります。何でもいいから自由にやってみなさいと言われると、そこに責任が発生します。自由にやることは決して楽な事ではないのです。自分が知っている身近な素晴らしいミュージシャンは、やはり一緒に演奏すると「自分の感じ」って言う物を沢山出して迫って来ますね。こちらが平常心では居られない位圧倒される事も有りますが、でも素晴らしい事なんですよ。

■  CTI Records - 私の音楽の源

「私が昔聴いたレコード」にも触れていますが、僕が高校生の時、ジャズに目覚めたのは、何と言ってもクリード・テーラーの"CTI-JAZZ"(60年代後半から70年代半ば)でした。僕がジャズ、フュージョン、ボサノバ、ブルース、ソウルをやる上でこよなく影響されたレーベルです。当時のジャズ界もコルトレーンで代表する様に難解を極めていたので、一般的にはジャズが取っ付きの悪い物になっていたんでしょうね。それはそれで今聴いても素晴らしい物ですが、音楽にはアカデミックな部分と、楽しさを求める部分がありますので、楽しくて解りやすい部分でCTI-JAZZが受け入れられたのだと思います。ジャズに目覚めたばかりの吾輩は、ウェス・モンゴメリーを皮切りにCTI-JAZZを聴きあさりましたね。ビッグ・スターも数多く居ましたし、今考えると「フュージョン」の創世記ですね。それで最初に買ったCTIのアルバムはウェス・モンゴメリーの「ロード・ソング」でした。これだったら吾輩もジャズについて行けるかなと思った次第です。解り易さと別にその中身のさりげない密度の濃さには今でも驚かされます。その他の良く聴いたCTIのミュージシャンは、クインシー・ジョーンズ、スタンレー・タレンタイン、フレディーハバード、ジョージ・ベンソン、ロン・カーター、ジョニー・ハモンド、ミルト・ジャクソン、ケニー・バレル、ハンククロフォード、エリック・ゲイル、エスター・フィリップス、グロバー・ワシントン。ソウルフルなサウンドが好きだったのでこの辺りを良く聴きましたね。他にもアントニオ・カルロス・ジョビン、ヒューバート・ロウズ、ポール・デスモンド、ジム・ホール、ハービー・マン、ボブ・ジェームス、ガボール・ザボ、アストラッド・ジルベルト、ジョー・ファレル、デオダート、アイアート・モレイラ etc 辺りがざっと浮かんできますが、こう並べると凄い面子ですよね!!隠れた名盤満載ですよ。今は超スーパー・スターのジョージ・ベンソンもこの頃サイドメンとしても大活躍ですので素晴らしいプレイ沢山有りますね。僕の大好きなエリック・ゲイルクインシー・ジョーンズのアルバム「Walking in Space」で聴いてからですからね。そう言う感じなので、1973年と1974年のCTI-ALLSTARSの来日は僕にとっては最高のものでした。メンバーは1973年が、ジャック・デジョネット(ds)ロン・カーター(b)アイアート・モレイラ(per)ジョニー・ハモンド(org)ジョージ・ベンソン(gt)フレディー・ハバード(tp)ヒューバート・ロウルズ(fl)そしてスタンリー・タレンタイン(ts)、1974年がロン・カーター(b))ジョニー・ハモンド(org)ジョージ・ベンソン(gt)ハンククロフォード(as)グロバー・ワシントン(ts) CTI-JAZZには数多くの思い入れと想い出が有ります。私の音楽の源です。

■  私が中学生の頃

僕がギターにのめり込んだ頃(中学3年生頃から高校1年生)一番衝撃的だったギタリストは、ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレーカーズの頃のエリック・クラプトンです。それからB・B・キング「Live & Well」です。ただただ飽きもせずに毎日同じアルバムを聴く感じでした。今から考えると信じられない事ですね。何せ毎日同じアルバムをただひたすら聴く訳ですから・・・ブルース!ブルース!ブルース! 格好良く弾きたいなぁーっ! ただそれだけでした。レコードに合わせて弾くと凄く上手に弾けている様な気になって、それで十分な快感、満足を得ていました。そしてそれだけで十分でした。今日は、ふっとそんな中学生の頃を思い出しました。

■  楽器の音色(ねいろ)若い頃、僕は長年、楽器(ギター)はギブソンのES-335(1969年製)しか持っていませんでした。凄く気に入っていたと言う事も有りましたが、とにかくこのギター1本です。所がここ20年位少しずつですが色々な楽器を触る事になりまして、ステージで使用するのですが、自分では凄く違いを感じながら使用しているのですが、最近とある人から「片桐はどの楽器を弾いても同じだね。求めている音はひとつ」って指摘される事が有りました。そうだよね~ エレキギターの場合は、結局アンプと一対ですので、どんな楽器を持っても結局自分なりにアンプのチューニングして自分なりの音でやっているんだもんね。楽器が変われば自分なりにその変化を楽しんでいるつもりですが、はたの人から見れば同じなんだよね。「求めている音はひとつ」って言う言葉の響きも気に入りましたが、やはり「自分の楽器の音色(ねいろ)」はその人の身体の中に有るという事でしょうか・・・再確認した次第です。

■  私が考える「素晴らしいミュージシャンの条件」

素晴らしいミュージシャンを見ていると、やはり当たり前ですけど、相当な努力、葛藤が見て取れますね。「努力出来る人」が、天才に繋がると誰だかがテレビで言っていましたが、まさにそうなんだろうね。僕なんかは怠け者ですので恥ずかしくなりますが・・・・そこで僕が感じている「素晴らしいミュージシャンの条件」 自分の事をかえりみずに書きますね。そこで一番感じる事は、やはり若くて脳が海綿の様に吸収しやすい時期に、沢山の練習量と情報を得ると言う事ですね。それから発想の柔軟性ですね。いつも自由で、ユニークで、刺激的で、物事(サウンド感)を大局的に発想出来て、音楽に情熱が有って、集中力が有って、それでなおかつ、他の分野、世界にも目を向けられる人(人間いつも壁にぶち当たりますので、特に発想の転換と言う事も含めて、視野を広めると言う事も大事な様な気がします)、そして何と言っても「経験」と言う所でしょうか。そう言う人はいつも良いアイディアを持っていますし、そう言うプレーヤーとプレーすると「音楽」を築き上げて行くうえに色々勉強させられます。それが言葉では無くとも、やっているプレイを拝見するだけでも納得させられる事しきりです。その中には音楽に費やした膨大な時間を感じますので・・・ この間テレビのインタビューで楽天の野村監督が「一流が一流を育てる」と言っていましたが、まさにその通りでありまして、いつもそうなのですが一流プレーヤー(ネーム・バリューではなくプレイがと言う意味)と御一緒しますと、自分に足りない物が浮き彫りにさせられます。その度に落ち込んで、また切磋琢磨する訳ですね。多分、楽天の野村監督はその事を言いたかったのではないでしょうか。間違った知識、偏った意識は自分の成長を鈍くさせますし、音楽はやはり楽しい事なので、思いっきりはじけられる様に、色々な側面から準備して自分の音楽性を豊かにして置くと言う事でしょうか。

■  ギターと言う楽器

ギターは凄くアバウトな楽器でもあり、可能性が果てしない楽器なんですね、他にこう言う楽器は有りません、断言してもイイと思います。色々なスタイルのプレイヤーがホントにキラ星のごとく居ますね、達人のギタリストを目の当たりにすると、ボクみたいな凡人は、嫉妬を超えて自分より指の本数が多いんじゃないかと、勘違いする位ですね、参ります。何事でもそうかもしれませんが、発想豊かでなくては、達人になれません、普通の努力では達人になれません、ですので達人の音楽の中身以前に、ボクは達人の音楽に対する、たゆまない努力に拍手を送るものであります(溜息)・・・・・「人間得意不得意ありますからね、自分が好きな様に楽器を弾かないと、何から何までだと、かえって自分を見失っちゃいますね」 なんちゃって・・・ギターと言う楽器に翻弄され続けられている中年オヤジのうわ言でした。所で僕なりにギターの楽器の変遷を調べたので、読んで下さい。ギターの発祥は、そもそもアラブやインドの民族楽器にあると言われています。そして18世紀から19世紀前半にかけて、バロックギターが盛んになり、ギターの弦の数もギターリストたちが表現の拡大求めた為、ギターの弦の数も6~10本位とまちまちだったのですが、現在私たちがよく知っている6本の弦に成ったのは、120~30年位の歴史です。何故6本弦になったかと言うと、19世紀の終わりに「アルハンブラ宮殿の思い出」と言う名曲の作者として有名な、スペインの“フランシスコ・ターレガ”と言う一人の天才を迎え、その影響力の強さが、現在の6弦ギターの定着に大きく貢献したと思われています。それ故に未だにギター界においてはクラッシック・ギターもさることながら、フラメンコ・ギターも最高のテクニックを誇っていますね。そしてそれからギターと言う楽器も、音楽の形態を変えて、1930年代にギターも電気化が進み、あらゆるジャンルに現在は、影響、存在価値を誇っています。あらゆる楽器の中でこれだけ進歩した楽器は、他に見られないのでは無いでしょうか、エレキピアノ、シンセサイザー、そしてエレキ・ベースもエレキギター・サウンドに適合する為に、生まれたと言っても過言ではないでしょう。音楽のジャンルでも、特にロックはギター無しでは考えられない音楽と言えます。それぞれのジャンルで強烈に表現している楽器と言えるのではないでしょうか。そしてまだまだ進化している楽器でも有ります。

■  僕がギターを弾くきっかけ

洋楽を好きになるきっかけは、僕が小学生の頃、我が家の長男、次男がポップス好きで、ラジオから、う~ん何て言ったかな「小島何とかさんの9500万人のポップス」みたいな番組だったんだけど毎日家の工場から流れていまして、自然と聴いていましたね。よく流れていた曲は、エレキギター・ブームでしたのでベンチャーズ、アストロ・ノーツ、シャドウズ、北欧ギター・サウンドのグループ(スプートニクスetc)、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、リバプールサウンド、エルビス・プレスリー、ビーチ・ボーイズ、カンツォーネ、フレンチポップス、モータウン、アトランティック系のサザンソウル、レイ・チャールズ、ドゥーワップ、オールディーズ、ハーブ・アルパート&ティファナブラス、フランク・シナトラとアンディー・ウィリアムスなどのアメリカン・ポップス、スクリーン・ミュージックetcでしたね。その中でも当時流行っていた曲で強烈に覚えている曲は、やはりベンチャーズの一連の曲とビートルズのジョンが歌った「ロックンロールミュジック」とビーチ・ボーイズの「バーバラ・アン」レインボウズの「バラバラ」でした。今は流行のサウンドが偏ったり、似てたりしますが、今よりはサウンドが色々で良かった様に思います、メロディーも豊かな時代でしたので・・・所で僕がギターを弾くきっかけと言うのは、小学6年生の冬休みからなのですが、当時NHKのテレビで「アンディー・ウイリアムズ・ショー」と言うのやっていまして、そこに割りと頻繁にハーブ・アルパート&ティファナブラスと言うバンドがよく出演していまして、当時流行っていた「蜜の味」と言う曲を演奏していまして、格好イイなぁーって思った次第です、もうすでに兄貴たちはギター、ベースを弾いていましたし、僕も何か楽器をと言う事で、ビニールのバケツをドラム代わりに兄貴たちに交じって遊んでいたのですが、やはりギターが格好いいなと思って始まった訳です。誰にも教わった訳ではなくて、今みたいにビデオ、DVD、教則本、など無い時代ですから、雑誌の歌本の歌詞カードにコードの押さえ方が乗っている様な本でコードを覚えまして、ひとつずつコードを覚えて行く楽しさが有りましたね、一週間位はまともな音なんか出やしないのですが、少しずつ音が出始めると、もう楽しくて楽しくて最高の遊び道具だったよ。めちゃめちゃ楽しかったなぁ~(懐)最初にまともに!?弾けるようになったのは「朝日の当たる家」のアルぺジオです。何日も何日も飽きもせずこの曲のアルペジオです。何でも「好きこそ物の上手なれ」ですね。一丁前にギターが弾けるつもりで気分が良かったです。これが職業となるとまたチョット違いますが・・・・その辺の話は、またいずれ

■  譜面

今日は仕事で昼夜譜面を見ていました。目も悪くなってきましたので(老眼!?)チョット疲れましたネ。譜面に自分の気持ちを乗せてプレイすると言う、楽しさもありますが、決まり事をやると言う事は、それはそれでプレッシャーのある事なんですヨ。自由にプレイしたいと考える人は、特にストレスを感じるのではないでしょうか。プロを目指すミュージシャンの方でも、読譜力が乏しい事を凄くコンプレックスに感じている方も居ますし、実際プロの方にもそう言う人は居ます。しかしその読譜力が乏しいと言う事で、そのミュージシャンの価値が下げる事は無いのです。長年この仕事ををやってきまして、読譜力が鬼の様に強くても、発想が貧困な人も居ますし、与えられた譜面だけを信じて融通の利かないミュージシャンも居ます。僕の経験上、かえって読譜力が弱いミュージシャンと音楽を構築して行く方が、「音楽」が膨らんで行きますね。勿論例外も有りますし、全てでは有りませんが・・・ プロを目指すミュージシャンの方で、読譜力が乏しい事を凄くコンプレックスに感じている方は、そんな事より音楽に対して研ぎ澄まされた感性を磨いてくださいね。初見と言って一発でこなさなくてはいけない仕事も有りますが、読譜力は経験さえ積めば克服できる問題ですから、恐がらず挑戦してみて下さい。譜面なんて便利なマニュアルのような物で覚えてしまえば必要の無い物ですし、「一枚の写真」の様な物ですから、与えられた譜面から沢山の事を感じ取れて、音楽を膨らませる事が出来る人の方が素晴らしいのですから。

■  出来、不出来

音楽はホントに生物でして、その時の気分が反映されて、いつもは簡単に出来る事が凄く難しく感じたり、またその逆でパァーっと出来たりで様々です。これはどんな優れたプレーヤーにも有るみたいです。優れたプレーヤーが調子悪そうに聴こえないのは、そのプレーヤーの技量が遥かに水準を超えている為です。僕みたいな凡人はチョット調子が悪いとアマチュア並です。余り汗をかかない方ですがその時ばかりは大汗です。恥ずかしい!!その度に自分を戒めるのであります。そうやって戒めて頑張ってもゴールは有りません、やっかいなもんです・・・それでもこの音楽の道を続けるのは、めったに有りませんが、たまに自分でも納得の演奏した時の感じが忘れられないんですね。これはギャンブルで大当たりした感覚にも似ています。脳内覚醒するんですね。ホントはこれに味をしめて、努力に努力を重ねればいいのですが、何せこれがまた怠けちゃうんですねぇ~ う~ん、努力しなくても何んとか成らないかなぁ~(ダメ男ぉぉぉお!!

■  ジャンル

おおよそ普段は音楽とは関係なさそうな人から、ぶしつけに「よう!あなたの一番得意な物を弾いてくれ」とか「プロなんだからあれもこれも弾けるんでしょ」みたいな事言われる事が多々ありますが、これが対応に一番困るんですね。一番得意な事やったつもりが、その人に響かない事も多々ありますし、その人が音楽の良しあしをどのように思っているか計り知れない時の対応、難しいねぇ~他のプロの皆さんも、こう言う経験沢山有るのではないでしょうか。それから昔から思っている事なんですが、こう言う仕事をしていると、色々な音楽ファン、同業者からどんな音楽が好きですか?誰が好きですか?って聞かれる事たびたび有るのですが、なんて答えて良いか、いつも困っちゃって適当に応えちゃうんだけど・・・今までジャンルを問わず聴いてきた音楽、それから一緒にやってきた素晴らしいミュージシャンの音楽性、そしてそれらの全てが血になり肉になっていて、自分の中に様々に生きているので、どう端的に答えていいか解らなくなります。それにこれですと言いたくないのは、ひとつの定義に押し込められるって言う事が、皆さんそうかも知れませんが、ボクももともと好きでは有りませんので ・・・ましてミュージシャンから、そういう風に型にハマッた見方をされると、たまらなく嫌ですね。ひとつのジャンルをとっても、様々なスタイルがちりばまっているので、そう言う型にはまらない色々な楽しみ方が出来ればと思っています。人間は人を見る時にとかく型にハメるの好きだからね、型にハメると安心するんだろうね。所在が解るみたいに・・・色々やりたいのに、ひとつの定義に押し込められて苦しんでいる人が居ると思いますが、自分の場合は、「自分」を見失わなければ、その時その時自由にやりたいようにやれば良いんではと思っている次第です。これだけ色々な音楽が氾濫している時代ですので、自分の耳をふさぐ訳にはいかないので柔軟に考えたいと思います。自分の好みもその都度変化しますので。

■  継続

よく「継続は力なり」と言いますが、そう言えるようになるまでは、相当の谷ありを経験して色々な苦難を乗り越えた人だけが実感する言葉の様な気がします。好きで始めた道では有りますが競争社会でも有りますし、実力社会でも有りますし、そしてプロの世界ですので仕事、商売の意味合いも沢山含まれています。周りには実力が有っても、運を味方に出来ない方、「仕事」と言う事に順応出来ない方、環境に恵まれなく埋もれている方もいます。音楽は形の無い所での価値観を求められる事も大で有りますので、人の評価に左右される事もしきりです。僕から見ても素晴らしいプレーヤーだと思っても、他から見れば全然だったりで、本当の意味では音楽の場合、評価と言うのは曖昧です。そんな中で天職だと思って始めた事ですが経済的にも精神的にもタフさを要求されますし、途中で挫折する方もいます。「好きこそものの上手なれ」、「好きだからやっていられる」、「好きな事をやらせて貰って幸せだ」、「自分の音楽で人を気分よくさせたい」こんな境地になれて初めて「継続は力なり」と言う境地になれる様な気がします。やはりプロの世界は厳しいものです。他のプロのミュージシャンも何度も気持ちが折れそうになった経験をお持ちじゃないかと思います。何かを貫くと言う事は大変な事です。僕の場合もヨタヨタですが、やっぱり好きな事なので続けて来れて良かったと思います。月並みですが「継続は力なり」テクノロジーの発達